企画講演セッションの紹介


開催日・会場 セッション名 提案委員会
9月11日 午前 BI-7 システム運用管理OSSの開発と公開 【一般公開】 情報通信マネジメント研究専門委員会
【概要】
近年では様々な場面でオープンソースソフトウェア(OSS)の活用が活発になってきており、ネットワークやシステム運用管理においてもその例外ではない。日本国内においても、既存のOSSを利用するだけでなく、自らが主体的に運用管理向けOSSを開発・公開する企業や団体が数多く存在する。本セッションでは、運用管理ツールのOSSを開発・公開している関係者にご登壇頂き、公開の目的や経緯、コミュニティ運営とビジネスとの関係等を議論して頂く。
9月11日 午後 AI-1 回路とシステムにおける状態方程式の多種多様な応用 回路とシステム研究専門委員会
【概要】
状態方程式は,システムの入出力関係だけでなく内部状態の挙動をも数学的に記述する手法であり,回路解析・フィルタ構造の最適実現・制御系設計・カルマンフィルタによる状態推定など非常に幅広く応用されている.本シンポジウムでは,そのような多種多様な状態方程式の応用研究について議論する.
9月11日 午後 AI-3 IoT及びビッグデータ時代におけるシステム数理と応用の現状と展望 【一般公開】 システム数理と応用研究専門委員会
【概要】
IoT及びビッグデータ時代におけるシステム数理の現状を概観し,この先10年間のシステム数理とその応用の将来像を議論する.
9月11日 午後 BI-3 QoE関連技術の実環境への適用に向けて
-QoE評価・制御から見た課題と展望-
コミュニケーションクオリティ研究専門委員会
【概要】
2018年,2016年総合大会において,「ユーザ行動に基づくQoE制御技術の実現に向けて」,「ユーザの心理・通信行動とコミュニケーションクオリティ」の依頼シンポジウムを開催した.その中で,通信サービス利用者の心理・行動分析に関する最新の研究について講演していただき,ユーザにとって満足度が高い通信サービスの実現に向けて,通信行動やコミュニケーションに関する学際研究の可能性について議論した.本シンポジウムでは,この背景を受けて,通信サービスの多様化が進む中での各ユーザのQoE評価や制御の実環境への適用に向けての課題や展望について議論する.多様な通信環境におけるQoE評価技術やQoE評価に影響を及ぼす因子分析に関する研究,QoE評価に基づく制御技術,QoE向上のための方策などの最新動向をご紹介いただく依頼シンポジウムとする.
9月11日 午後 BI-6 光計測技術の最新動向 ~高精度化と高速化による計測技術の進展~ 光ファイバ応用技術研究専門委員会
【概要】
 様々な研究テーマにおいて、光計測技術は最も重要な技術の一つである。計測技術の高精度化は、計測対象からより多くの情報を得ることにつながり、高速化は、より多くのデータを得ることにつながる。
 近年、デバイスの高性能化、コンピュータの処理速度の向上、データ処理アルゴリズムの進展などによって、光計測技術は大幅に進歩している。
 本セッションでは、様々な光計測技術について、その基礎技術と、市販化された汎用技術について報告する。
9月11日 午後 CI-1 紫外線発光デバイスの最新動向 レーザ・量子エレクトロニクス研究専門委員会
【概要】
深紫外領域の発光素子は殺菌・浄水、空気清浄、皮膚治療といった種々の応用に対する新規光源として期待されている。本シンポジウムでは、深紫外発光素子のデバイス技術、及び材料開発の最新動向について議論する。
9月12日  TK-4 ミニ四駆ワイヤレス給電走行レース 【一般公開】 無線電力伝送研究専門委員会
【概要】
本学会の春と秋の大会では、従来の研究発表セッションに加えて、このたび新しいジャンル「コンテストセッション」を創設しました。その記念すべき第1回は「ミニ四駆ワイヤレス給電走行レース」です。 ワイヤレス給電(WPT)はスマートフォンや電気自動車など幅広い分野への応用が期待されており、これからのスマート社会を実現するために不可欠な技術です。 本コンテストでは電池を取り外したミニ四駆をWPTで走行させ競争します。レース勝者と優秀作品には表彰を行います。レースの参加者はWPT要素技術・システム設計技術・最適化技術・実装技術などを自らの作品製作を通じて体験します。観戦者の方々には様々に工夫を凝らした作品と白熱するレースをお楽しみ頂けます。 会員でない方も無料で本セッションを見学可能です。是非ご参加ください。
9月12日 午前 BK-2 論文の書き方講座 【一般公開】 通信ソサイエティ編集会議研究専門委員会
【概要】
 論文の最も基本となる目的は,読者に対し,論理的に積み上げていくことで,その論文の主張を導くことである.しかし,そのような論文を書くことは難しく,論文の書き方の上達にはある程度の時間と継続的な執筆指導の努力が必要である.通信ソサイティでは,論文の書き方を広く深く会員に浸透させるために,2009 年 3 月から大会に合わせて「論文の書き方講座」を開催してきた.参加者から継続的に開催することを希望する声を多く頂き,「論文の書き方講座」 を開催することにした.この講座が学生あるいは若手研究者の一助となれば幸いである.
9月12日 午後 TK-2 国際標準化とビジネス戦略 【一般公開】 規格調査/光通信インフラの飛躍的な高度化に関する特別研究専門委員会
【概要】
5Gモバイル、IoT等のICTを活用した産業のグローバル化が進む中で、欧米諸国や国際市場では、自らが所有する技術の優位性を最大限に活用するための一手段として、国際標準が利用されている。今回は日本が有する情報通信に関する最先端技術を、国際標準化の枠組みを用いてどのようにビジネスに結び付けていくかについて焦点を当て、各分野の国際標準化を担当されている方々からご講演をいただき、日本及び世界の情報通信技術の国際標準化動向及び取り組みや、最先端技術の標準化動向や課題、今後の展望と対処について議論を深めたい。
9月12日 午後 AK-1 基礎・境界ソサイエティ,NOLTAソサイエティ共同贈呈式 【一般公開】 基礎・境界ソサイエティ/NOLTAソサイエティ共同運営
【概要】
基礎・境界ソサイエティ/NOLTAソサイエティの分野において貢献のあった方々を表彰する.
9月12日 午後 AI-4 地域活性化とITS 【一般公開】 ITS研究専門委員会
【概要】
人がいきいきと生活する上でモビリティの確保が必要である。つまり、購買、通院、コミュニティへの参加などのためには移動が伴う。都市部においては元来、公共交通機関が充実していることに加え、昨今ではシェアリングサービスなども普及しつつある。一方、地方においては少子高齢化による生産年齢人口の減少によって公共交通機関の廃止などが相次ぎ、高齢者,免許を持たない若年者や障碍者などにとっては移動が困難な住みにくい環境となっており,都市部への人口流入に拍車をかけている.昨今それらの地域活性化を見据え,移動のみならず,移動を通じて社会とのつながりを向上させる様々なプロジェクト,取り組みが行われている.本依頼シンポジウムでは、地域活性化に取り組まれている地方自治体・公益財団法人・大学から講師の方々をお招き、地域活性化の現状や課題についてITSの観点から理解を深める。
9月12日 午後 AI-5 920MHz帯の規制緩和で何が変わったか ―LPWAと電子タグの現状と将来― 【一般公開】 高信頼制御通信研究専門委員会
【概要】
Internet of things (IoT)が進むにつれて、LoRaとSIGFOXに代表されるLow Power Wide Area(LPWA)システムおよび電子タグシステムに対する需要が増す一方である。産業界からの要望を反映し、これらのシステムで用いられる920MHzに対する規制緩和が行われている。その結果、周波数帯域の効率的かつ平等利用を促進し、LPWAと電子タグがますます利用しやすくなった。本企画セッションでは、規制緩和の動向やARIBにおける標準規格改定状況および規制緩和を生かした利用事例などを解説する。
9月12日 午後 BK-1 通信ソサイエティ特別講演及び表彰式 【一般公開】 通信ソサイエティ執行研究専門委員会
【概要】
ソサイエティ活動に尽力された方への表彰式及びさまざまな分野の専門家を招いて講演会を行い、今後のソサイエティ活動の活性化に資する。
9月12日 午後 BP-2 電波環境の可視化とその応用技術 短距離無線通信研究専門委員会/スマート無線研究専門委員会
【概要】
周波数のミリ波等の高周波化やセルの小セル化に伴い、電波伝搬において建物の構造(壁の材質や窓の位置など)による影響が顕在化しており、その正確な予測技術に対するニーズが高まっています。
また、センサーネットワークや無線LAN等において、現在は部屋内をメッシュ状に移動して多数の点での電波強度を測定したり、正確な間取り図を用いてシミュレーションしたりすることが必要で、家の中や居室の中での電波状況を見える化したいニーズが高まっています。
電波情報を収集・分析したり、無線システムを選択・制御する技術の動向に関して講演するセッションを企画します。
9月12日 午後 BT-1 ICT x スポーツ : アプリケーションと技術 通信方式研究専門委員会
【概要】
東京オリンピック・パラリンピックを間近に控え,ICTのスポーツ分野への活用が注目を集めている. 競技の実施運営や観戦,競技力向上に対するICT利用の現状と技術を分かり易く解説するチュートリアルセッションを行う.
9月12日 午後 BI-1 「超スマート社会」における情報ネットワークが果たす役割 情報ネットワーク研究専門委員会
【概要】
平成28年度から開始された我が国の第5期科学技術基本計画では,ICTの活用をものづくりからあらゆる分野へと拡張し,サイバー世界とフィジカル世界を高度に融合させた「超スマート社会」の実現を目指している.本企画セッションでは,この超スマート社会の実現するための様々な領域の先端研究や事例を「情報ネットワーク」という共通の切り口で有識者にご講演頂く.各講演では,パプリックセーフティ,交通,エネルギー,土木・建設,リテール,防災・減災などの超スマート社会でも重要で興味深いトピックを予定している.
9月12日 午後 BI-2 次世代光通信を切り開く光信号処理技術 光通信システム研究専門委員会
【概要】
近年の電子回路の高速・大規模化により,ディジタル信号処理を用いたコヒーレント受信器の開発が加速し,大容量なコヒーレント光通信の実用化が進んでいる.その進展は電子回路技術に依存するところが大きく,増加する電子回路負荷を軽減する光信号処理技術も両輪となって発展することが今後も必要になると考える.さらに,研究が進む空間多重通信においても,電子・光デバイスの単純な並列化ではなく,小型化やビット当たりの低電力化,低コスト化が進む新たな光信号処理技術の開発が期待される.そこで本シンポジウムでは,コヒーレント光通信や空間多重通信を支える光信号処理技術の可能性を探り,議論を深めることを目的としたい.
9月12日 午後 BI-4 AIによるネットワークの進化とその取組 【一般公開】 フォトニックネットワーク研究専門委員会/ネットワークシステム研究専門委員会/情報ネットワーク研究専門委員会
【概要】
機械学習や深層学習など、AI技術が様々なところで用いられるようになってきております。本シンポジウムでは、前半は具体的な適用事例紹介としてAIによる運用管理の進展(故障検知系、運用管理システムへの応用)、AIの光への応用(光品質モニタリング、DSP関連)などをご講演頂くことを予定しております。また、後半では、AIによりネットワークがどのように進化するかについて、将来的なビジョンを中心としたパネルセッションを開催致します。
9月12日 午後 BI-10 エッジコンピューティングと知的環境 知的環境とセンサネットワーク研究専門委員会/モバイルネットワークとアプリケーション研究専門委員会
【概要】
本シンポジウムでは,IoT社会の実現に向けて知的環境を構築する基盤として期待されるエッジコンピューティングに着目し,最新技術動向および今後の展望,エッジコンピューティングを活用したアプリケーションへの取り組みについてアカデミアや企業の方々にご講演いただく.
9月12日 午後 CK-1 エレクトロニクスソサイエティ・プレナリーセッション ~エレクトロニクス技術が拓くICT社会 40年の歩みと今後の展望~ エレクトロニクスソサイエティ
【概要】
エレクトロニクス分野の発展に大きく寄与した3つの偉大な発明,回路シミュレータSPICE,日本発の技術である垂直共振器型面発光レーザ(VCSEL)および高電子移動度トランジスタ(HEMT)の誕生から概ね40年を迎える.これらの発明秘話と,発明当時に想定していた応用形態と現代において開花した応用形態について紹介頂くと共に,電子立国日本の再興を成し遂げるために何をすべきかを若手研究者に向けて提言する.
9月13日 午前 AT-1 Age of Information ― 情報の「鮮度」に関する最近の研究動向 ― 【一般公開】 情報理論研究専門委員会/情報理論とその応用サブソサイエティ
【概要】
最近,Age of Information (AoI) と呼ばれる新しい指標に関する研究が活発に行われ始めている.AoI は情報の「鮮度」を定量的に表現する指標であり,待ち行列理論と密接な関係がある.本企画では,AoI に関する研究動向および,その数理的取扱いについて,待ち行列理論の基礎についての解説を含めたチュートリアルを行なう.
9月13日 午後 TK-1 Society 5.0に向けた政府の取り組み 【一般公開】 企画戦略室
【概要】
現役会員からのアンケートで、今後の信学会に研究発表を主体とした先端情報の提供だけでなく、異業種や国・省庁を含む交流の場が期待されていることが判明した。本セッションでは、内閣府、経済産業省、国土交通省、総務省、農林水産省、文部科学省の科学技術振興政策の立案担当者により、各省庁が考える平成31年度に向けた施策をご発表いただく。
9月13日 午後 BK-3 フォーラム活動における標準化と技術イノベーション 【一般公開】 ICT分野における国際標準化と技術イノベーション特別研究専門委員会/(一社)情報通信技術委員会
【概要】
国際標準化の場が多様化する中で、今回は、(一社)情報通信技術委員会と共催企画で、IETF,W3C等のフォーラム活動の標準化活動と技術イノベーションについて紹介を頂く。講演者は若手や女性研究者の方々に御願いし、技術紹介だけでなく活動を通じての交渉術等の経験談を学生の方々にご紹介頂く。
9月13日 午後 BP-1 IEEE 802.11axの技術動向 【一般公開】 無線通信システム研究専門委員会
【概要】
無線LANの普及が目覚ましい中,多数のユーザが存在する高密度の環境においても,高いユーザスループットを提供することを目標に,新しい無線LANの規格であるIEEE 802.11ax(HEW: High Efficiency Wireless LAN)が検討されています。802.11axでは,下位互換性を保ちつつ,OFDMサブキャリア間隔を従来の1/4にすることでマルチパス耐性を高めるとともに,1024QAMを採用することで伝送速度をより高速化するなど,多くの特長が挙げられます。専用チップの開発も進んでおり,その実用化が待たれている中,本パネルセッションでは,802.11ax の技術と標準化動向を俯瞰し,新たな無線LANシステムの技術的優位性と,将来展望を議論します。
9月13日 午後 BT-2 情報指向ネットワークとIoTの良い関係 情報指向ネットワーク技術研究専門委員会
【概要】
従来のIPアドレスベースの通信ではなく、「情報(コンテンツ)」を識別子として通信を行う「情報指向ネットワーク技術:Information-Centric Networking(ICN)」が将来ネットワークとして注目され、世界的に研究活動が活発になっております。また、あらゆるモノがネットワークにつながるIoTが、急速に広がっています。エッジコンピューティングやセンサネットワークなどIoTを支える技術は、実はICNと高い親和性があります。本チュートリアルでは、IoTをもっと便利に簡単に、をテーマにICNとIoTの親和性について理解を深めます。
9月13日 午後 BI-5 光トランスポートネットワークに関する標準化最新動向 フォトニックネットワーク研究専門委員会
【概要】
光通信ネットワーク技術の進展に伴い、高速・大容量通信のためのフォトニックネットワーク技術に関する標準化活動が進んできています。光ファイバからトランシーバ(400G等)、制御(オープン化)にいたるまで、フォトニックネットワークに関連する標準化動向を、最前線でご活躍されている有識者をお招きして、技術動向・背景も交えて、広く最新の動向をご講演いただきます。
9月13日 午後 BI-8 IoT技術の横断的連携が生み出す未来社会 【一般公開】 インターネットアーキテクチャ研究専門委員会
【概要】
世の中のあらゆるモノがインターネットに接続されるIoT(Internet of Things)の基礎技術の研究開発が進んでいます。今後これらのIoT技術は、単につながるだけでなく、さまざまな技術が有機的に連携し、連動することで新しい製品やサービスを生み出して行くことが期待されています。本セッションでは、センサ、データ収集、データ解析・処理、ネットワーク、セキュリティ等を対象としたIoT関連技術の最新動向を紹介すると共に、その社会実装について探ります。
9月13日 午後 CI-2 人工知能と材料・デバイス 電子デバイス研究専門委員会
【概要】
 人工知能の能力が飛躍的に高まり社会的にも注目されている。しかしそのエネルギー効率やサイズなど総合能力は生物の脳には遥かおよばない。アリやハエほどの大きさのロボットを制御するような人工知能を実現するには桁違いの小型化・低消費電力化が不可欠であり、ソフトウェアで実装されている知能実現の仕組みを専用の材料とデバイスで構成しなければならない。そこには既存の半導体デバイスとは異なる機能や特性が求められるが、新機能材料・デバイス開発は我が国が得意とするところである。本企画セッションではより高度な知能に迫るべく現在我が国で進められている知能材料・デバイスについて代表的な研究者に講演いただき議論する。
9月13日 午後 CI-3 IoT時代の電源技術 【一般公開】 集積回路研究専門委員会
【概要】
IoT時代の到来により、機器が消費する電力の急激な増大が見込まれており、パワーデバイスへのワイドバンドギャップ半導体の適用や、センサーネットワークの環境発電など、あらゆる分野でエネルギー削減技術への期待が高まっている。本企画セッションでは、IoT時代に向けた電源技術の現状と課題、並びに今後の展望を議論する。
9月14日  TK-3 JABEE審査説明と2019年度認定基準改定 【一般公開】 アクレディテーション委員会
【概要】
本会から理事1名を出し、関連分野で審査チーム派遣機関を務める日本技術者教育認定機構(JABEE)について、本会は継続的に審査員を養成し、かつ、本会に関係が深い教育プログラム(学科等)に適時的確に情報を提供する必要がある。ソサイエティ大会の場を通じて、審査員育成の要件であるWeb研修の振り返りを含む観点からの説明、及び、2019年度から改定される新しい認定基準に関する最新情報を提供する。 JABEE提供のWeb研修受講者が本セッションを受講すれば、本会が審査チーム派遣機関を務める審査においてオブザーバー(将来の審査員候補)となる資格が得られる。
9月14日 午前 CI-4 次世代デバイスを担う有機エレクトロニクスデバイスの現状 有機エレクトロニクス研究専門委員会
【概要】
近年、有機薄膜を用いた有機エレクトロニクスデバイスに関する研究が盛んに行われており、すでに大型有機ELテレビなどが上市している。有機材料がもつ高い蛍光収率、大きな光吸収係数など特有の性質は次世代の革新的デバイス開発に重要な要素の一つである。この材料を用いた発光デバイス、表示デバイス、太陽電池、センサなど多様なデバイス群が開発されており、さらにはフレキシブルデバイスやウェアラブルデバイスの最有力候補として有望視されていることから、デバイス技術の進展が必要不可欠である。本シンポジウムでは、様々な分野への応用展開が期待される有機エレクトロニクスデバイスの進展と、未来への展望について議論する。
9月14日 午後 AT-2 確率的最適化と信号処理 信号処理研究専門委員会
【概要】
データの大容量化やAI(Artificial Intelligence)・IoT(Internet of Things)技術への産業的需要の拡大などにより、オンライン学習が大きな注目を集めている。オンライン学習と関連の深い確率的最適化は古くから研究されてきたが、近年、収束レートを改善するための様々な手法が研究されてきた。これらは最適化や機械学習分野で研究されてきたが、信号処理の諸問題の解決に有用であると考えられる。本企画では、電子情報通信分野における重要性の高い「確率的最適化」と「信号処理」について、凸解析を共通言語に専門家が分かりやすく解説する。
9月14日 午後 AI-2 Stochastic & Approximate ComputingとVLSI設計 【一般公開】 VLSI設計技術研究専門委員会
【概要】
近年注目を集めているStochastic ComputingとApproximate ComputingをVLSIでどのように設計・実装するかについて、最先端研究の紹介を通じて議論するシンポジウム企画です。研究の現状だけでなく、今後の発展などについて、専門家に講演していただく予定です。
この企画を通じて、聴講者の皆様に、新しい計算パラダイムとそのVLSIとの関連を把握してもらい、関連研究を始めるきっかけやヒントをつかんでもらえればと思っております。
9月14日 午後 BI-9 水中や海中におけるスマート無線 スマート無線研究専門委員会
【概要】
現在、無線通信技術の活用はあらゆる分野に広がり、電磁波による通信や電力伝送は水中および海水中においても利用されようとしている。
本セッションでは、分野を超えて、水中や海水中での通信技術や電力伝送に携わっている研究者に現在の研究動向についてご講演頂き理解を深める。
またその更なる可能性について議論する。