2019年
ソサイエティ大会講演論文集

Proceedings of the 2019 IEICE Society Conference

プログラム

format_list_bulletedエレクトロニクスソサイエティ

ソサイエティ特別企画

CK-1. エレクトロニクスソサイエティ・プレナリーセッション~Society 5.0実現に向けたデバイス技術~
(エレクトロニクスソサイエティ運営委員会)

一般公開:本企画の聴講は無料です.直接,会場へお越し下さい.

9月11日 13:30〜16:55 A棟 2F A201講義室  司会 寺田 純(NTT)

13:30-13:35

開会挨拶 エレクトロニクスソサイエティ会長 柴田随道(東京都市大)

13:35-14:05

表彰式(エレクトロニクスソサイエティ賞ほか)

14:05-14:45

特別講演1

「Society 5.0実現に向けた科学技術イノベーション創出の取り組み」

講師:
久間和生 氏(国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構 理事長/前内閣府 総合科学技術・イノベーション会議 常勤議員)
概要:
科学技術イノベーションとは,発明・発見に基づいて新市場・新製品・新技術を創造し,産業・社会を大きく変革する行為である.第5期科学技術基本計画では,我が国の未来の産業・社会構造として近年飛躍的に発展したICTを活用する超スマート社会(Society 5.0)をイノベーションによって実現することを掲げた.本講演では,CSTI主導のSIP,および農研機構が推進している「スマート農業」「スマートフードチェーン」等のプロジェクトを実例として挙げ,Society 5.0実現に向けた取組を紹介する.また,イノベーション創出に向けた国家プロジェクトの府省連携モデルや国立研究開発法人の役割について述べる.
14:45-15:25

特別講演2

「きづきから見えるこれからのデジタル社会」

講師:
松本哲郎 氏 (一般社団法人 日本電子デバイス産業協会 戦略マップ担当事務局)
概要:
日本電子デバイス産業協会では,毎年「電子デバイス戦略マップ」を発刊,“きづき”に着目した市場・技術の整理をしています.ICTは,コンピュータ,インターネットの進化・普及を経て社会インフラとして役割を高めています.デジタル化する社会は第四次産業革命に向かって大きく変貌しつつあり,市場は新しい社会・生活を支える役割を求め,技術は非連続の進化を支える方向に向かっています.技術が新しい製品を生む時代から,時代の要請に応える技術を創る時代になり,国,産業界,個別企業は大きな流れの変化に対応する必要があります.IoT,AI,ドローン,XR,ロボット,5Gは,非連続な変化をもたらすコア技術であり,各要素技術はこれらを支える役割を持っています.

休 憩(10分)

15:35-16:15

特別講演3

「超スマート社会を支えるコンピューティング技術」

講師:
坂井修一 氏 (東京大学大学院情報理工学系研究科 教授)
概要:
来たるべき超スマート社会のよりよい実現のため,情報分野では,新しい計算原理・回路・アーキテクチャ・ソフトウェアの諸技術が必要であり,これらを統合したシステムが,防災・医療・行政・産業・交通・介護などの場でさまざまなサービスを提供することとなる.講演者が総括をつとめるJST CREST「Society5.0を支える革新的コンピューティング技術」では,(1) 情報処理を質的に大転換させる新たなコンピューティング技術の創出,(2)アルゴリズム,アーキテクチャ等の技術レイヤーを連携・協調させた高効率コンピューティング技術の研究開発に取り組んでいる.本講演では,CRESTの概要,平成30年度採択テーマ,これからの事業展開について紹介する.
16:15-16:55

特別講演4

「産総研におけるCPS/IoT技術に関する研究開発」

講師:
金丸正剛 氏 (産業技術総合研究所 理事 エレクトロニクス・製造領域 領域長/TIA推進センター長)
概要:
従来の情報社会からSociety5.0へと進化して行くためには情報技術のより一層の高度化が必要となる.産総研では人と人がつながる技術(IT)から,人とモノあるいはモノとモノをつなげる技術(IoT)へと研究開発を展開しており,これから必要とされる社会課題の解決や新産業の創出につなげることを目指している.講演では,従来のセンサデバイスでは得られなかったデータを取得するための新しいセンシング技術,あるいは大量のデータを効率よく伝送するための光技術などを中心に産総研での研究開発状況を紹介する.

依頼シンポジウム

CI-1. 光コンピューティングブーム再来か?30年前と何が違うか?
(光エレクトロニクス研専)

9月10日 13:00〜17:00 C棟 1F C102講義室  座長 山田博仁(東北大)

講演時間:各25分

座長挨拶:5分

CI-1-1

光コンピューティングの史的パースペクティブ:可能性と方向性

武田光夫(宇都宮大)

CI-1-2

サバイバル光コンピューティング

谷田 純(阪大)

休 憩(10分) 座長 松田信幸(東北大)

CI-1-3

コヒーレントイジングマシン

○武居弘樹・稲垣卓弘・稲葉謙介・生田拓也・山田康博・本庄利守(NTT)

CI-1-4

複雑系フォトニクスに基づくリザーバコンピューティング応用

○内田淳史・菅野円隆(埼玉大)

CI-1-5

物理リザバーデバイスによるエッジコンピューティング

武田征士(日本IBM)

休 憩(10分) 座長 種村拓夫(東大)

CI-1-6

集積ナノフォトニクスによる光コンピューティングの可能性

納富雅也(NTT)

CI-1-7

シリコン光回路による深層学習の展望

竹中 充(東大)

パネル討論(40分)16時20分から開始です。講演者全員による討論となります。

CI-2. 次世代光通信・無線通信シームレス化を支える超高速デバイス技術と展望
(レーザ・量子エレクトロニクス研専、マイクロ波・ミリ波フォトニクス研専 共催)

9月10日 13:25〜16:45 C棟 1F C101講義室  座長 吉本直人(千歳科技大)

講演時間:各30分

座長挨拶:5分

CI-2-1

90GHz帯ミリ波を利用した社会インフラ用電波システムの検討

柴垣信彦(日立国際電気)

CI-2-2

Beyond 5Gに向けたIFoF・A-RoFハイブリッドモバイルフロントホールの高度化

○西村公佐・石村昇太・田中和樹・シュンユン カオ(KDDI総合研究所)

CI-2-3

テラヘルツ無線における光デバイス技術の役割と最近の進展

永妻忠夫(阪大)

休 憩(15分) 座長 葛西恵介(東北大)

CI-2-4

5G光ファイバ無線に向けたミリ波・光変換素子技術

村田博司(三重大)

CI-2-5

半導体量子ドットを用いた2波長発振レーザ

○赤羽浩一・松本 敦・梅沢俊匡・菅野敦史(NICT)・外林秀之(青学大)・山本直克(NICT)

CI-2-6

UTC-PD集積HEMTによる光ミリ波キャリア周波数下方変換

○佐藤 昭・大森雄也・西村和樹・細谷友崇・岩月勝美・末光哲也・尾辻泰一(東北大)

CI-3. 自動運転車の実現に求められるセンシング技術及びデバイス技術
(電子デバイス研専)

9月11日 13:30〜16:15 A棟 2F A214講義室  座長 根来 昇(パナソニック)

講演時間:各30分

座長挨拶:5分

CI-3-1

シリコンフォトニクスLiDARの開発

○馬場俊彦・阿部紘士・伊藤寛之(横浜国大)

CI-3-2

縦型APD搭載した高解像・長距離TOFセンシングシステム

◎石井基範・齋藤 繁・香山信三・竹本征人・能勢悠吾・井上暁登・坂田祐輔・杉浦裕樹・薄田 学・可部達也・春日繁孝・森 三佳・廣瀬 裕・小田川明弘・田中 毅(パナソニック)

CI-3-3

運転行動に着目した自動運転時のドライバモニタリング技術

日向匡史(オムロン)

休 憩(10分) 座長 新井 学(新日本無線)

CI-3-4

ミリ波レーダーに向けたCMOS集積回路技術

岡田健一(東工大)

CI-3-5

24GHz帯車両周辺監視レーダの開発

青柳 靖(古河AS)

CI-4. ポストムーア世代に向けた高性能・高信頼LSI設計技術
(集積回路研専)

一般公開:本企画の聴講は無料です.直接,会場へお越し下さい.

9月11日 13:00〜16:15 C棟 2F C201講義室  座長 髙梨孝一(ローム)

講演時間:各45分

CI-4-1

Power-SoC電源の技術動向

○安部征哉・松本 聡(九工大)

CI-4-2

超伝導量子コンピュータの挑戦

田渕 豊(東大)

休 憩(15分) 座長 藤本竜一(東芝メモリ)

CI-4-3

材料特性を利用したニューロモルフィック素子の設計

矢嶋赳彬(東大)

CI-4-4

自動運転社会に向けた車載LSI技術

山田 裕(東芝デバイス&ストレージ)

CI-5. 炭素系エレクトロニクスの新展開
(有機エレクトロニクス研専)

9月12日 13:30〜16:45 C棟 2F C206講義室  座長 多田和也(兵庫県立大)

講演時間:各30分

CI-5-1

導電性ポリマーを用いたエネルギートランスデューサ

金藤敬一(阪工大)

CI-5-2

親溶媒性を有するグラフェン誘導体の合成と評価

○坂口幸一・森田 翔・松尾大樹・柴田晴斗・白鳥 武・大竹亜紗美・内野聖子(佐賀大)・滝澤 登(放送大)

CI-5-3

光ゲート効果を用いた高感度グラフェン赤外線センサの開発

○小川新平・嶋谷政彰・福島昌一郎・奥田聡志(三菱電機)・金井 康・小野尭生・井上恒一・松本和彦(阪大)

休 憩(15分) 座長 梶井博武(阪大)

CI-5-4

有機無機ペロブスカイト単結晶の作製と電気特性計測

○夛田博一・Thi Mai Huong Duong(阪大)

CI-5-5

マテリアルによって構成する情報処理回路としてのニューラルネットワーク

赤井 恵(阪大)

CI-5-6

分子共鳴トンネルトランジスタ

真島 豊(東工大)

BCI-1. データセンター間通信とその周辺技術
(光通信システム研専、レーザ・量子エレクトロニクス研専、光エレクトロニクス研専、光ファイバ応用技術研専 共催)

9月11日 13:00〜16:15 C棟 1F C102講義室  座長 井上 崇(産総研)

講演時間:各25分

座長挨拶:5分

BCI-1-1

NTTコミュニケーションズのDC間伝送システムの現状と今後への期待

伊達拓紀(NTTコミュニケーションズ)

BCI-1-2

データセンター向け超多心光ファイバケーブル

佐藤文昭(住友電工)

BCI-1-3

超多心光ファイバケーブル配線ソリューション

○中島俊彰・水戸部良一・武田力丸・高橋直紀・縣 克司・百津仁博・進藤幹正(フジクラ)

BCI-1-4

データセンター間通信を支える光アクティブデバイス

○望月敬太・廣瀬芙紀子・川本洋輔・鈴木純一・長谷川清智(三菱電機)

休 憩(15分) 座長 佐藤功紀(古河電⼯)

BCI-1-5

Technology on silicon optical modulator

○Guangwei Cong・Yuriko Maegami・Morifumi Ohno・Makoto Okano・Koji Yamada(AIST)

BCI-1-6

データセンタ間通信におけるSDM技術の適用可能性

○齊藤晋聖・藤澤 剛(北大)

BCI-1-7

Approximateコンピューティングの概念を導入したDC間通信

鯉渕道紘(NII)

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