TK-1将来ネットワークインフラを支える技術革新と標準化戦略

本稿では、ITU-T、IEEE、OIFに加え、これらの標準化団体と関連性のあるOpen ROADMとCableLabsにおける100G超伝送技術に関する標準化動向について紹介する。

既存光ファイバの容量限界が懸念される中、空間分割多重(SDM)技術が注目されている。本稿では、2010年以降を中心としたSDM伝送用光ファイバの研究動向と今後の課題について概説する。

今後急激にトラヒックが増大する5Gモバイルサービスや大容量光サービスを実現するうえで，その基盤となる大容量光通信システムの社会的な役割は増大している．一方，単一コア光ファイバで伝送できる伝送容量は，主に光ファイバの非線形性による物理的な制約によって，最大容量が約100Tbit/s程度に制限される．この課題に対して，我が国は世界に先駆け光空間多重（SDM）光伝送技術を提唱し，現在は世界中で活発に研究開発が進められている．本稿では，光空間多重伝送技術が必要となる技術的な背景を述べた後，グローバルトレンド，並びに,　従来の光ファイバの伝送容量の限界をはるかに超える10Pbit/s等の最新成果を紹介する．

データセンターのトラフィックは年々成長しています。この成長トラフィックに対して、ネットワークエンジニアがどの様に対処してきたのか、また今後のデータセンターにおけるデータプレーンおよびコントロールプレーンはどの様になっていくのかIETFのWGのステータスの説明と共に共有いたします。

令和元年６月に閣議決定した「統合イノベーション戦略２０１９」は、第５期科学技術基本計画の４年目の年次計画である。第５期科学技術基本計画においては、我が国を「世界で最もイノベーションに適した国」にすることを通じたSociety5.0の実現を目標として掲げている。今回の「統合イノベーション戦略２０１９」は、この目標達成に向け、政府が一体となって統合的に推進できるよう、これからの１年間の基礎研究から社会実装までのイノベーション政策をまとめたもの。

総務省では、社会全体のデジタル化の推進によって、国連の持続可能な開発目標（SDGs, Sustainable Development Goals）の達成やSociety 5.0の実現に貢献することを目的とし、それらの達成や実現に向けた方策を検討するため、平成30年12月から、総務大臣が主宰する「デジタル変革時代のICTグローバル戦略懇談会」を開催してきた。
本講演では、懇談会で提言された研究開発成果の社会実装の促進方策や世界最先端のICT研究開発の推進方策を中心に報告書の概要を説明するとともに、本報告を踏まえた総務省の取組について紹介する。

Society 5.0の実現に向けた文部科学省の情報分野の取組

大会委員会特別企画セッション「省庁連携企画：Society 5.0に向けた日本の科学技術イノベーション振興政策」

スマート農業の推進によるSociety 5.0の実現

国土交通省のSociety 5.0への取り組み