企画講演セッションの紹介

開催日 セッション名
  提案委員会
9月15日 午後 AI-2 物流ソリューションの最前線 【一般公開】
システム数理と応用研専
【概要】
日本の物流は、大きな変革の途上にある.需要面における通販事業の拡大や,供給面のサプライチェーンのグローバル化が唱えられて久しいが,近年ではさらに担い手の高齢化や人手不足,また地球環境問題への配慮も必要となっている.これらの課題の解決に向けて,物流システムを構成する技術は近年目覚ましい展開を見せている.本企画では第一線研究者の講演と議論を行い,参加者に同分野の最新情報を提供する.
9月15日 午後 BI-8 情報通信技術に関する異分野融合研究のためのコア技術 【一般公開】
革新的無線通信技術に関する横断型研究会
【概要】
これまで、通信ソサイエティでは、複数の研究会にまたがる分野横断型の研究に関する議論を促進することを目指して「革新的無線通信技術に関する横断型研究会 (MIKA)」を開催してきた。MIKAでは、通信ソサイエティだけでなく、 NOLTA ソサイエティ、および基礎・境界ソサイエティに属する多数の研究会 (2019年は 15 研究会) の協賛の下、分野横断型の革新的な研究に関する議論が行われてきた。本セッションでは、これまでの MIKA2018 および MIKA2019 の講演者を中心に依頼し、異分野融合研究で必須となる様々な分野に共通する基盤技術や、最先端の異分野融合研究の事例を紹介していただく。これにより、異分野融合研究のさらなる加速を目指す。
9月15日 午後 CK-1 エレクトロニクスソサイエティ プレナリーセッション 【一般公開】
エレクトロニクスソサイエティ
【概要】
エレクトロニクスソサイエティ会長挨拶に続き、エレクトロニクスソサイエティ賞、レター論文賞、ELEX Best Paper Award、招待論文賞、学生奨励賞の贈呈を行う。セッション後半では、「Beyond5G・6Gに向けたデバイス・回路技術」をテーマに第一線の研究者の方々による特別講演を行う。
9月16日 午前 BK-1 論文の書き方講座 【一般公開】
通ソ編集会議研専
【概要】
論文の最も基本となる目的は,読者に対し,論理的に積み上げていくことで,その論文の主張を導くことである.しかし,そのような論文を書くことは難しく,論文の書き方の上達にはある程度の時間と継続的な執筆指導の努力が必要である.通信ソサイティでは,論文の書き方を広く深く会員に浸透させるために,2009 年 3 月から大会に合わせて「論文の書き方講座」を開催してきた.参加者から継続的に開催することを希望する声を多く頂き,「論文の書き方講座」 を開催することにした.この講座が学生あるいは若手研究者の一助となれば幸いである.
9月16日 全日 TK-2 ポスターコンテスト:渦中のワイヤレス給電~ナルト徳島の戦い~ 【一般公開】
無線電力伝送研専
【概要】
ワイヤレス給電(WPT)はスマートフォンや電気自動車などへ非接触で電力供給できる技術として広い分野への応用が期待されており、これからのスマート社会を実現するために不可欠な技術です。 2020年9月は徳島大学で開催予定のソサイエティ大会においてポスターコンテストを開催します.徳島といえば「鳴門の渦潮」が有名ですが,ワイヤレス給電の基本であるマクスウェルの方程式も渦(rot A)で構成されています.そこで,本企画ではWPTの「渦」をテーマにWPTの原理や応用,渦中のアプリケーション,ビジネスプランまで幅広くアイデアを募ります.参加者は、ポスター形式でそのアイデアをプレゼンしていただき、アイデア対決を行います。WPT技術が広く社会に役立つことをアピールし、広範な分野で新たなイノベートの創成を促すことを目標としています。優秀アイデア作品に表彰を行います。コンテストの参加者は自由な発想のもと、WPTの適用方法・要素技術・システム設計技術・最適化技術・実装技術などの優位性・独創性を自らの作品を通じてアピールしていただきます。観覧者の方々には様々に工夫を凝らした作品をご覧いただくと共に、将来のイノベートの種を発見していただければ幸いです。会員でない方も無料で本セッションを見学可能です。是非ご参加ください。
9月16日 午後 TK-1次期科学技術・イノベーション基本計画を見据えてSociety 5.0の社会実装へ 【一般公開】
企画戦略室
【概要】
我が国はこれまでに提言されたSociety 5.0の構想に基づき、イノベーションを生み出して社会実装を行うフェーズへと進みつつある。政府では次期科学技術・イノベーション基本計画の策定が進み、新たな方向性を含めた議論がなされている。
 本セッションではこれらの動きや取り組みの事例を紹介する。
9月16日 午後 ANK-1 基礎・境界ソサイエティ,NOLTA ソサイエティ共同贈呈式 【一般公開】
基礎・境界ソサイエティ/NOLTA ソサイエティ共同運営
【概要】
基礎・境界ソサイエティ/NOLTA ソサイエティの分野において貢献のあった方々を表彰する.
なお,本セッションでは,FR誌ベストオーサー受賞者の藤堂 洋介 様(NTT)に「共通鍵暗号の発展 -MISTY1を巡る創造と破壊」と題して特別講演を行って頂く.
9月16日 午後 AT-1 少数データ処理と機械学習の最前線 【一般公開】
信号処理研専
【概要】
機械学習は工学における基盤技術となりつつあるが,一般的に大量のデータを必要とする点が普及・活用のネックとなっている.これを克服すべく,転移学習やゼロショット学習,オンライン学習,シミュレーションによるデータ作成などの取り組みが活発化している.本企画セッションでは,少数データ処理と機械学習の最前線で活躍する研究者らが,最適化アルゴリズムや多様なドメインでの適用例(画像認識・無線通信・情報検索)について紹介する.
9月16日 午後 AI-1 農畜産業における回路とシステムの応用 【一般公開】
システムと信号処理サブソサイエティ、回路とシステム研専 共催
【概要】
農林畜産においてセンシングを含むIoT、ロボット、AI技術などを活用し、生産性をより改善していく取り組みが従来より注目されている。例えば、画像センサ、温度センサ等から得られた情報を、例えばAIを駆使した解析を行い、その結果をドローンやロボットなどで自動作業を行うことなど、特に回路とシステムの応用としての農林畜産は近年急速に技術革新が進んでいる。本依頼シンポジウムでは、この農林畜産における回路とシステムの応用について、第一線の研究者、開発者に登壇頂き、より農林畜産を発展させていく可能性を探っていく。
9月16日 午後 AI-3 地域におけるITS利活用と期待すること 【一般公開】
ITS研専
【概要】
ご当地四国地方で交通システムに携わる方を中心として,その面々から交通システムの現状,諸問題,それに対する取り組み,将来構想などをご紹介いただく.土木・交通工学系の方々にもご参加いただき,電子情報系の話題だけでない垣根を超えた情報交換をできる場として聴講者の方々に活用いただく.例えば,情報系の聴講者にその分野の動向やITの活用性を理解して頂き,交通系の立場から情報系に期待することを議論する.このような場を企画したい.
9月16日 午後 BT-1 ディジタルトランスフォーメーションに向かって変化する情報通信マネジメント 【一般公開】
情報通信マネジメント研専
【概要】
 経産省のDXレポートを代表例に、ディジタルトランスフォーメーション(DX)は昨今のICTにおける大きな話題となっており、企業システムの在り方がディジタル技術で大きく変わろうとしている。このディジタル技術の代表的な活用方法は、運用中に利用状況をモニタし素早く製品・サービスを改善することで、顧客の満足度を向上させて競争力を向上させる活動であり、情報通信マネジメントの役割が大きい。一方、単純にディジタル技術でシステムを新規構築するのは現実的でないため、既存システムを運用しながらDX対応することが大きな課題となる。そこで本企画ではICTとその運用管理に焦点をあてて、DX時代のネットワークを含むICTの将来像と課題を探る。
9月16日 午後 BI-1 IoTにおける通信システムとEMC 【一般公開】
環境電磁工学研専
【概要】
橋や道路、鉄道などの公共インフラの維持管理、工場における生産性の向上、住宅の省エネルギー、個人の健康管理や疾病予防などIoT は社会の至るところで活用されている。IoTシステムは「センシング」,「通信」,「情報処理」の主たる要素のすべてにおいて電磁界,電磁波などの電気磁気的な物理現象を扱う。電磁現象の関わるところには常にEMC(電磁両立性)の問題が内在する。 本シンポジウムではLPWA、NFC、PLCなどの新たな技術が積極的に導入されている「通信」にフォーカスし、それぞれのEMC問題を専門とする研究者、技術者の方々の講演を通して、課題を整理し、今後の取り組みやその方向性について議論する。
9月17日 午前 AK-2 技術雑誌から見た理系文書設計の考え方 【一般公開】
システムと信号処理サブソサイエティ、回路とシステム研専 共催
【概要】
専門的な表現になりがちな研究についての論文、解説記事、紹介文を、できるだけ多くの人に伝わりやすく作成する方法を、コンピュータ技術雑誌編集長の目線で紹介します。
9月17日 午後 BP-1 6Gへの展望と進化の方向性 ~みんなでつくる6G~ 【一般公開】
無線通信システム研専、ネットワークシステム研専、情報ネットワーク研専、短距離無線通信研専 共催
【概要】
概ね10年周期で進化を繰り返してきた移動通信システムの継続的な発展を目指して,次世代システム6Gの実現に向けた動きが世界中で加速している.6Gは将来の移動通信サービスの高度化及び多様化に伴って,引き続き増大することが予測されるデータトラヒックに対応しつつ,2030年代の新たなユースケースを支える極めて高い要求性能を実現する必要がある.本パネルでは,6Gの実現に向けて国内の推進戦略を立てられている総務省,先進的な研究に取り組まれている企業や大学の研究者から,6Gへの展望や期待,ユースケースや進化の方向性,関連する無線通信技術及びネットワーク技術に関する取り組み等についてご紹介いただき,講演者及び聴講者の皆様も巻き込んで,「みんなでつくる6G」についてオープンに議論する.
9月17日 午後 BI-6 WiFiベースセンシングの最前線 【一般公開】
センサネットワークとモバイルインテリジェンス研専
【概要】
Wi-Fiはオフィスや商業施設、一般家庭など様々な場所で使用されている。通信に使われるWi-Fiシグナルから端末位置推定や人の行動解析、モニタリングなど様々な情報を抽出する技術がWi-Fiベースセンシングである。本企画セッションは、国内外で盛り上がりつつあるこのWi-Fiシグナルを用いたセンシング技術に関して、最前線で研究開発を行う専門家の方に講演いただき、その知見を共有する。
9月17日 午後 BI-7 最先端ICTの研究実証を支援するネットワークテストベッド最前線 【一般公開】
インターネットアーキテクチャ研専、ネットワーク仮想化特別研専、デジタルサービス・プラットフォーム技術特別研専 共催
【概要】
最先端ICT技術に関する研究開発や実証を支援するためのネットワークテストベッドは、技術の進展や社会要請等により随時進化している。本企画セッションでは、新世代ネットワークテストベッドの検討や構築に携わる方々、テストベッドの潜在的なユーザの方々にご講演いただき、最新のテストベッド機能や今後のあるべき姿(利用シーン、機能、性能等)、運用・管理・制御のためのソフトウェア/OSS技術等について議論する。
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