BI-2 耐災害システムとしての衛星通信の役割と将来展望


開催日時

2021年 3月10日 (水) 午後

会 場

Zoomによるオンライン開催

委員会

衛星通信研専

主 旨

大規模な地震や台風などの自然災害発生により地上系の有線・無線ネットワークが通信設備の被災により利用できなくなった際に、代替えあるいは一時的な通信手段を迅速に提供可能とする衛星通信システムの有効性が社会的に広く認識されており、これまでも多くの実績を残している。また、気象衛星や地球観測衛星、測位衛星など、自然災害や地殻変動などをモニタリングする各種衛星も、将来の大規模地震や気候変動に備える上で社会的な意義は極めて高い。そこで、2011年の東日本大震災をはじめとして自然災害発生時における衛星通信システムの過去の実績を振り返るとともに、耐災害システムとしての衛星通信及び関連技術の現状と役割、将来展望等を同分野の研究者や興味を持つ関係者に広く紹介する機会として依頼シンポジウムを提案する。