TK-2 次のパンデミック被害を抑えるには?-新型コロナウィルス感染症に関する技術開発から-


一般
公開

開催日時

2023年 3月9日 (木) 午後

会 場

芝浦工業大学 大宮キャンパス(ハイブリッド開催)

委員会

エレクトロニクスシミュレーション研専

主 旨

2019年後半から数年にわたり、全地球的に広がった新型コロナウィルス感染症の対策においては、医学的知見のみならず、様々な分野からのアプローチが必要であった。例えば、感染症の拡大と医療逼迫の状況を事前に把握することができれば、社会的不安を軽減できたはずである。加えて、緊急事態宣言は、感染症拡大に対して一定の効果があったとされるものの、経済活動に強いダメージを与えた。国民生活に密接に関連した問題であり、社会的な合意形成が必要な課題において、いかに客観的データを取得、それに基づく予測、さらには新たな対策を考案していく必要がある。本会が取り扱う電子情報通信技術を中心とするものの、内閣官房が推進したCOVID-19 AI・シミュレーションプロジェクトなど、技術的側面から政策などへ貢献した、あるいはメディアなどを通じて情報発信した研究者の視点より講演いただき、今後のパンデミックが生じた際に考慮すべき事項について議論を深める。