企画講演セッションの紹介


開催日・会場 セッション名 提案委員会
3月20日 午後 TK-6 企業・学生を連携するパネルセッション 実行委員会
【概要】
本パネルセッションでは、日頃から、学生が企業には相談し辛いが,実際には知っておきたい情報や,企業側が事前に学生と共有を図りたい情報等をテーマに選定し、フランクな雰囲気でのパネル討論を行う予定です。
具体的には、
①企業が期待する学生の資質と技術力
②社員研修とOJTを通じた育成計画の実例 
③企業での人事評価とキャリアパス
④学生時代に培うべき技術力とコミュニケーション能力 
⑤企業への貢献と個人の成長(技術力増強)との相関
⑥企業での評価と社会貢献 
⑦海外企業との共同開発の実例と英語能力
⑧企業間の開発競争と標準化・国際競争の実例 
などのテーマについてパネル討論を行い,産業界と大学研究の位置付けに関わる相互理解を深めることを目指しています。パネリストからの専門技術に関わる紹介等に加え,技術開発職のキャリアについても触れることで、学生にとって将来のキャリアパスを考える絶好の機会を提供できます。
 各ソサイエティ選出のパネリストは企業とソサイエティ側の立場で講演を行い,その後、参加者全員参加でのパネル討論により、学生との間での意見交換を企画しています。
3月20日 午後 TK-9 産学連携フォーラム −学生向けキャリア相談会− プログラム委員会
【概要】
学士・修士・博士(プレ・ポストを含む)課程人材と求人側の忌憚ない交流の場を提供するため、「キャリア相談会」を開催致します。
これらの採用に深い理解のある企業・機関の人材採用担当者および研究・開発部門の担当者と直接コンタクトが可能です。
今後の進路について考えたい方は、是非ともお気軽にご参加ください!
3月20日 午後 AK-1 言語による発想の相違とギャップ克服への道 【一般公開】 思考と言語研究専門委員会
【概要】
異なる言語族に属する言語間では,統語構造や文法範疇の相違により等価な意味内容を伝える翻訳が困難な場合も多いでしょう。さらに,異文化間での直接の対応関係が存在しない事象もしばしば見られることにより,言葉によるコミュニケーションにギャップを生じたりします。このような問題に対し認知言語学,翻訳論,異文化コミュニケーションその他の観点から,言語による発想法の違いを明らかにし,そのような前提をふまえながら,いかにしてギャップを軽減して意思疎通を図るかについて,学際領域を含む専門家による講演とパネル討論により,今後世界の中で日本および日本語が直面するであろう言語文化的な諸相への理解を深めることを,このシンポジウムでは期待します。
3月20日 午後 AT-2 システムバイオロジー研究の最新動向 【一般公開】 システム数理と応用研究専門委員会
【概要】
近年,生物の構成単位である分子や細胞の相互作用を分析して生命現象的側面つまりシステムとしての振舞いを数理的に解析する機運が高まっている.この分野はシステムバイオロジーとよばれ,計算機科学や制御工学の研究者も参入する新たな研究領域となっている.本チュートリアルでは,システム生物学研究の先端的研究者を招待して最新動向を紹介することにより,更に多くのシステム数理分野研究者の参入を促すことを目的とする.
3月20日 午後 BP-4 東京五輪を支える2020年代に向けたスマート無線技術 スマート無線研究専門委員会
【概要】
「超スマート社会」は、様々な社会ニーズにきめ細かく対応し、人々が豊かな生活を送れる将来社会の大きな概念として提唱され、その実現に向けた動きが活発化している。来る2020年の東京五輪大会は、超スマート社会の一断面として具体的な姿を実証する好機であり、様々な分野でイノベーションが形になりつつある。本セッションでは、東京五輪を機に2020年代に期待される超スマート社会を支えるスマート無線技術について議論する。
3月20日 午後 BT-2 光アクセス今昔物語 〜FTTHから5G収容まで〜 【一般公開】 通信方式研究専門委員会
【概要】
5Gのモバイル光アクセス等に代表される光通信技術の研究開発が進められている。
日本の光通信技術の進展を振り返りながら、FTTHから最新の5Gモバイル光ネットワークまでをわかりやすく解説するチュートリアルセッションを企画する。
3月20日 午後 BI-6 様々な用途・環境で利用される光ファイバ・ケーブル敷設技術 光ファイバ応用技術研究専門委員会
【概要】
光ファイバの利用用途が拡大しており、熱・振動・その他の外乱等の影響が通常より大きい様々な環境での利用の需要が高まっている。本シンポジウムでは、様々な環境で利用される光ファイバ・ケーブル敷設技術について紹介する。そのような技術が実際にどのように利用されて、どのような特性・仕様が要求されるのかを紹介して頂く。
3月20日 午後 CK-1 エレクトロニクスソサイエティ プレナリセッション 【一般公開】 エレクトロニクスソサイエティ運営委員会
【概要】
エレクトロニクスソサイエティではこれまで貢献いただいた活動功労表彰対象者の皆様と今後、ソサイエティを担っていく学生奨励賞の皆様の栄誉を称えプレナリーセッションにて表彰式を行います。
さらに、プレナリーセッション後のソサイエティ合同のWelcome Partyとも連携させ、会員間相互の親睦が深まることを期待し本企画を開催いたします。
3月20日 午後 CI-3 次世代コンピューティングと光技術 レーザ・量子エレクトロニクス研究専門委員会/集積光デバイスと応用技術時限研究専門
【概要】
あらゆるヒト、モノ、コトがネットワークでつながり、仮想空間と融合するIoT(Internet of Things)社会が進展し、ビッグデータとクラウドコンピューティングが社会的価値を創造
する時代を迎えている。これらの発展を支える基盤技術として次世代コンピューティングアー
キテクチャやそれをつなげる光インターコネクションが非常に重要である。その動向とこれに
応用される光デバイスの開発状況について、本シンポジウムで議論する。
3月20日 全日 DK-1 学生ポスターセッション 【一般公開】 ISS技術会議
【概要】
情報・システムソサイエティでは、学生の斬新な研究やチャレンジ精神あふれるユニークな研究を、発表してもらう特別企画「学生ポスターセッション」を2005年から開催しています。本企画では、既にまとまっている研究ではなく、着手段階、途中段階の研究を対象とし、発表者と聴講者が活発に討論することによって「学生と社会人とが交流する場」を提供することを目的としています。なお発表は、情報・システムに限らず全ソサイエティの分野を受け付けます。また本企画では、優れた発表数件を厳正な審査により選出し、優秀ポスター賞として表彰致します。
3月20日 午後 DT-1 人工知能・深層学習の実世界応用 【一般公開】 パターン認識・メディア理解研究専門委員会
【概要】
本セッションでは、深層学習・人工知能の基礎から応用までを多角的に紹介する。4件の講演では、大学・企業の研究者にご登壇頂き、深層学習の導入方法や活用のコツ、産業界における活用事例および最新情報について解説して頂く。総合討論では、質疑討論の時間を設け、深層学習・人工知能の未来について議論することで、聴衆に対し有益な情報を提供したい。
3月21日  TK-7 小中高生・市民のための科学実験 実行委員会
【概要】
小学生、中学生、および高校生を主な対象として、科学的な視野を醸成するための一連の科学実験、プログラミング実験等を実施する。
3月21日 午前 CI-2 車×光 ~光が拓くクルマ社会の可能性~ 光エレクトロニクス研究専門委員会
【概要】
レーザーヘッドライトの適用から、車載光通信、LIDAR(ライダー)の導入まで、スマートカーの実現には、光技術の適用による技術革新が大きく関わっている。本シンポジウムでは、日本の産業を牽引する自動車業界の動向と共に、実用化が期待されている最新の光技術をご紹介いただき、光技術が切り拓く超スマートなクルマ社会の未来像について議論する。
3月21日 午後 TK-8 ものづくりセッション・ものづくりツアー - 超スマート社会に貢献するAdditive Manufacturing (3Dプリンティング) - 実行委員会
【概要】
情報化が高度に進んだ超スマート社会では,3Dプリンターを主体とするAM(アディティブマニュファクチャリング)技術が,高付加価値製品のものづくりに重要な役割を果たすと期待されています.高精度かつ高機能な金型,航空機のジェットエンジンや機体の部品製造,眼球や血管などの人工臓器の創出,複雑な超微細形状物体の造形等々が,金属やセラミックス,さらには生体に近い特性を有するゲル等の種々の材料を用いて,AM技術により実現されます.本セッションでは,普段見たり聞いたりすることができない,種々の材料を用いた最先端のAM技術について,各分野の第一人者の方々にご講演いただきます.また,東京電機大学ものづくりセンター千住の見学会を行い,その中で金型加工のための金属3Dプリンターも紹介します.会員でない方も無料で本セッションの講演会と見学会に参加できます.是非ご参加ください.
3月21日 午後 TK-3 高齢化社会におけるICT技術の利活用 【一般公開】 規格調査会/ICT分野における国際標準化と技術イノベーション特別研究専門委員会
【概要】
急速に進歩するICT分野において、健康、医療においても、遠隔医療や高齢者介護、ヘルスケアビジネス等でのICT技術の適用により、今後ますます進展する高齢化社会への対応が期待されている。今回、「高齢化社会におけるICT」関連技術を中心に、高齢化に伴う障がいに対する健康問題、医療分野におけるICTの利活用や、日本が有する最先端技術を、どのようにビジネスに結び付けていくかについて、各分野のエキスパートからご講演をいただき、日本及び世界の情報通信技術の国際標準化動向及び取り組み、最新技術動向や今後の展望と対処について
議論を深めたい。
3月21日 午後 TK-4 教育改革の動向と学会の役割〜高大接続の推進に向けて〜 【一般公開】 (5-1)に記入/思考と言語委員会と連携交渉中
【概要】
 教育に関連したシンポジウムを、HCGの提案と支援により大震災後の総合大会において毎年開催してきた。開催地周辺の高校教員に学びの意欲を高めるための実践、大学におけるアクティブ・ラーニング、博士人材の育成などをテーマに取り上げてきた。今回は情報や知識を活用する思考力、ICT活用等に焦点を当て、大学のアウトリーチ活動の改善に繋げることを目指した講演とパネル討論を企画する。

末尾のその他欄に提案した基調講演と連動して、社会課題の1つである教育改革について学会会員が理解を深め、身近なところから連携して推進することを訴えたい。
3月21日 午後 AI-4 自動運転とITS 技術の最新動向 【一般公開】 システム数理と応用研究専門委員会/ITS研究専門委員会
【概要】
超スマート社会のキーとなる技術の一つが自動運転である.自動運転はICT技術の進歩を背景として近年目覚ましい発展を遂げている.本シンポジウムでは第一線の研究者と企業実務者を招待し,自動運転の理論と社会実装に関する最新動向を紹介する.
3月21日 午後 AI-6 スマート工場の実践と挑戦 高信頼制御通信研究専門委員会
【概要】
工場内のあらゆる機械を有無線のネットワークで接続して機械の稼働状況の可視化や制御をリアルタイムで行い、かつAIと組み合わせることで工場の生産性の飛躍的な向上を狙う試みが活発化している。ドイツではIndustry4.0(第四次産業革命)をもたらす技術であるとして国家プロジェクトが推進されており、日本でも産官学における取組みが始まっている。本セッションでは、国内における工場内ネットワークを初めとする実践と挑戦の最先端について依頼講演によるシンポジウムを開催する。
3月21日 午後 TK-2 まるごとIoT 【一般公開】 通信方式研究専門委員会
【概要】
IoTについての議論が産学官で活発に行われている。このセッションでは、異業種交流の一環としてIoTのアプリケーション視点と技術視点の両面でのチュートリアル講演及び討論を行う。アプリケーション視点では、新しいアプリケーションの紹介、ネットワークに対する要求条件と期待を講演頂く。技術視点では、センサーからデータ処理まで幅広く、技術・国際標準化の現状と今後の展望について講演頂く。また、両者の立場からの討論を通じて、今後の連携促進を狙う。尚、本セッションは、学会会長枠として実施する方向で調整する。
3月21日 午後 BT-1 よくわかる3GPP Rel-15 【一般公開】 無線通信システム研究専門委員会
【概要】
2020年の商用化に向けて,世界中で5Gシステムに関する研究開発が行われています。同時に,3GPP Release 15 (Rel-15)標準仕様の初期版は2018年3月に完成する予定であり,それに向けて精力的な標準化作業が進められています。5Gシステムでは,2020頃に実用化予定のPhase 1と,2020年以降の更なる高度化・高速化を目指したPhase 2の二段階のアプローチが想定されています。本チュートリアルセッションでは,Phase 1の実用化に不可欠な技術仕様であるRel-15が完成間近であることを踏まえ,その概要と標準化動向を俯瞰し, 5Gシステムの要求条件を実現するための新技術のポイントを解りやすく説明します。
3月21日 午後 BI-1 農業分野へのICT技術等の利用に関する現状と展望 【一般公開】 宇宙・航行エレクトロニクス研究専門委員会
【概要】
近年,日本の農業の衰退傾向が続き,厳しい状況となっている.しかし,情報通信技術(ICT)を利用し,衛星やドローン等を用いたリモートセンシング技術による情報収集や,GPSを利用した自動運転農機の利用が行われ,農業の新しいモデルの開発が進められている.そこで,研究機関や大学,民間などから現状の農業分野におけるICTを利用した技術や将来展望,研究ニーズなどを紹介してもらい,今後の発展へ繋げる.
3月21日 午後 BI-4 ユーザ行動に基づくQoE制御技術の実現に向けて -ユーザ行動とQoEの関係- コミュニケーションクオリティ研究専門委員会
【概要】
2016年の総合大会において「ユーザの心理・通信行動とコミュニケーションクオリティ」の依頼シンポジウムを開催した.通信サービス利用者の心理・行動分析に関する最新の研究について講演していただき,ユーザにとって満足度が高い通信サービスの実現に向けて,通信行動やコミュニケーションに関する学際研究の可能性について議論した.本シンポジウムでは,この背景を受けて,通信サービスの高度化や各ユーザの QoE 向上を実現する上で,ユーザ行動とユーザの体感する品質 (QoE) の関係を理解することの有用性を議論する.QoEとユーザ行動の関係を分析する様々な研究やその基盤となるユーザ行動分析技術,QoE評価技術の最新動向をご紹介いただく依頼シンポジウムとする.
3月21日 午後 BI-7 LPWAと知的環境 【一般公開】 知的環境とセンサネットワーク研究専門委員会/短距離無線通信研究専門委員会
【概要】
低消費電力、低ビットレート、広域カバレッジを特徴とするLPWA(Low Power, Wide Area)無線技術が急速に広まりつつあります。日本でも、地方自治体における街の知的環境化の流れの中で、部分的であるが実装が進みつつあります。一方、LPWAにはSIGFOX、LoRa、Wi-SUN FANなど複数の技術が存在し、それらは特徴が異なります。そこで本企画セッションでは、代表的なLPWA無線技術と活用事例を示し、知的環境構築の観点から当該技術の最新動向と今後の利活用について論じます。
3月21日 午後 BI-8 医療機関における無線通信の管理と安全・安心な導入と活用 【一般公開】 ヘルスケア・医療情報通信技術研究専門委員会
【概要】
電波環境協議会(EMCC)は2016年4月に「医療機関において安心・安全に電波を利用するための手引き」を発行し、2017年6月には、この手引きに基づく病院内での電波利用及び電磁環境の管理に向けた規程のひな形を発表した。総務省は各総合通信局の下に地域協議会を組織して手引き及び管理手法の周知啓蒙を図ることとしている。
 本セッションでは、総務省の政策についてお話しを伺うと共に、先進例としている四国総合通信局の地域協議会代表に状況を伺う。また昨今の電磁環境に関する例を提示する。これまで各医療機関に任されていた電磁環境管理の水準向上に寄与することが本セッションの目的である。
3月21日 午後 CT-1 超伝導エレクトロニクスが切り開く量子情報工学の最新動向 超伝導エレクトロニクス研究専門委員会
【概要】
超伝導エレクトロニクスが提供する量子計算、量子通信、量子計測の基礎と応用に関する最新情報を紹介していただく。講演内容には以下のようなトピックスが含まれる。
量子ビット応用としての単一磁束量子もしくは量子磁束パラメトロン回路技術/超伝導技術をイメージした量子誤り訂正/大規模量子ビットに向けた作製技術、実装技術/量子ゲート演算の基礎と応用/物理ゲートと周辺技術/量子通信、量子計測のための超伝導検出器/量子コンピュータの最新情報
3月21日 午後 BCI-1 テラヘルツ技術とそのシステム応用に関する動向と進展 【一般公開】 テラヘルツ応用システム特別研究専門委員会/電子デバイス研究専門委員会/マイクロ波・ミリ波フォトニクス研究専門委員会/光応用電磁界計測特別研究専門委員会
【概要】
テラヘルツに関する要素技術はフォトニクス、エレクトロニクス両面から各所で着実な進展を遂げている。それに伴い、各種分析、セキュリティ、イメージング、医療、無線通信など、テラヘルツ波のもつ様々な特長に着目した応用開発が進んでいる、なかでも無線通信においては、超広帯域を利用した毎秒100ギガビットを超える伝送速度の実現に期待が高まると同時に、IEEE、ITUでの標準化活動も活発化している。本シンポジウムでは、テラヘルツに関する要素技術からシステム応用まで最前線トピックスを集め、関連技術分野の研究者相互の情報交換、議論交流を促進する場を提供する。
3月21日 午後 CI-1 光エレクトロニクス研究会(OPE)学生優秀研究賞表彰式 光エレクトロニクス研究専門委員会
【概要】
2017年度の光エレクトロニクス(OPE)研究会において発表された学生による優秀な講演に対し、学生優秀研究賞を授与すると共に、受賞対象講演を発表頂く。
3月21日 午後 CI-4 自動運転社会の実現に向けた集積回路技術の役割 【一般公開】 集積回路研究専門委員会
【概要】
自動運転社会の実現のためには,交通インフラなどの自動車外との連携,安全な自動運転システムのみならず,それを支える集積回路の処理能力の向上,厳しい動作環境における高い信頼性が求められます.したがって,自動運転に必要な技術は広範にわたり,そこで求められる集積回路技術も多岐にわたると考えられます.本セッションでは,自動運転社会の実現に向けて,システムから車載用集積回路,半導体素子までの様々な階層での現状や課題を紹介していただき,集積回路技術がどのように貢献していくべきかを議論します.
3月21日 午後 DK-2 超スマート社会に寄与するセキュリティリサーチ・アライアンス 【一般公開】 情報通信システムセキュリティ研究専門委員会
【概要】
 セキュリティは、暗号やネットワーク・コンピュータの技術、ハードウェアやコンテンツの要因、更には、人的要素を考慮した倫理的・制度的な側面などが複合的に組み合わされることにより実現する。超スマート社会において、情報ならびにそのシステムが安全安心に取り扱われていることが重要であり、セキュリティの支えが不可欠といえる。超スマート社会への革新的な変化に対応していくためには、変化の過程で研究開発の必要性が高まる分野に十分に注力しつつ、社会全体としてセキュリティの各分野・要素の連携を保ちながらセキュリティのレベルを向上させていることが大切である。本ソサイエティ特別企画セッションでは、セキュリティに係る各分野の最新の研究動向に触れた後に、これら各種セキュリティ技術の超スマート社会との関係性や、セキュリティリサーチ自体のあり方や進め方について議論する。更に、それらのセキュリティ技術が、将来的に、まだ導入されていない、どのような場面・組織で利用されていくことになるかについて、工場を有する企業にも参加頂き議論を行う。
3月22日 午後 TK-1 センサとAIの協調が拓くスマート社会 【一般公開】
【概要】
光技術を含むセンサ応用が医療や耐災害インフラ・農業など広範囲に展開されるようになっているが、その制御に人工知能・深層学習を実装することによって効率の向上につながる実例も登場し始めている。センサへの設計・社会生活の中での応用、およびAI実装の動向を知ることによって、今後の情報通信関連技術の基礎技術やエレクトロニクス技術とAI・深層学習の協調による社会への貢献の可能性を感じ取ることを目的としたい。
3月22日 午後 NBP-1 複雑コミュニケーションサイエンスとネットワーク科学〜最新動向と今後の課題〜 【一般公開】 複雑コミュニケーションサイエンス研究専門委員会/情報ネットワーク科学特別研究専門
【概要】
IoT時代の到来に向け、大量で多様な端末の収容、ネットワークの大規模化・多様化・複雑化が進んでいます。従来の情報ネットワーク分野における学術的基盤では取り扱うことが困難な問題を克服するため、既存のいわゆる情報通信工学だけでなく、その周辺分野、さらには異種分野からの接近、数理・物理からの接近、社会経済的視点からの接近など、多様な視座からのアプローチが求められています。本企画セッションでは、通信、複雑系、ネットワークの分野で活躍するトップ研究者によるパネル討論を行い、情報ネットワークの今後の発展を支える技術課題およびそのアプローチについて議論します。
3月22日 午後 AT-1 情報スペクトル古今東西 【一般公開】 情報理論研究専門委員会
【概要】
2018年は韓太舜先生の著書「情報理論における情報スペクトル的方法」が出版されて20周年,またその英訳版「Information Spectrum Methods in Information Theory」が出版されて15周年になる節目の年である.
これを記念し情報スペクトル理論に関する基礎から最新の話題までをオムニバス形式で提供するチュートリアルセッションを提案する.
情報スペクトル理論は1990年代にHan and Verduにより提唱された,確率構造を仮定しない一般情報源,一般通信路を対象とした符号化に関する基礎理論であるが,20年を経た現在でも新しい展開を見せている.
本チュートリアルセッションでは,この情報スペクトル理論について1990年第当時の状況を知る先生から若手の研究者まで関わりの深い方をお招きし,様々な視点からご講演いただく.
内容は翻訳に関するこぼれ話から情報源符号化・通信路符号化などに関する最新の研究成果への展開まで多岐にわたるが,この幅広さこそが情報スペクトル理論の基礎理論としての実力を物語っていると言える.
本セッションを通じて,より多くの方々に情報スペクトル理論の魅力を知っていただくことが趣旨の一つである.
3月22日 午後 AI-3 生体計測と信号処理 信号処理研究専門委員会
【概要】
生体から得られる様々な情報を測定する生体計測の分野においては,得られたデータから有意義な情報を抽出するため,これまでに培われてきた種々の信号処理の技術が幅広く応用されている.本セッションでは,それらの最新の知見を紹介する.
3月22日 午後 AI-5 準天頂衛星システム「みちびき」とITS ITS研究専門委員会
【概要】
2018年に準天頂衛星システム(みちびき)が4機体制となり、オープンサービス運用に入る。現在のみちびきに関する研究開発状況として、衛星ナビゲーションの開始、ペイロードデザイン、受信機開発、技術的確認結果、アプリケーション開発活動が挙げられ、ITS分野においてもその期待は大きい。本シンポジウムでは、政府担当者によるプレゼンテーション、産業界および大学関係者による実験の報告を通じて、みちびきに関する理解を深める。
3月22日 午後 BK-1 論文の書き方講座 【一般公開】 通信ソサイエティ編集会議研究専門委員会
【概要】
 論文の最も基本となる目的は,読者に対し,論理的に積み上げていくことで,その論文の主張を導くことである.しかし,そのような論文を書くことは難しく,論文の書き方の上達にはある程度の時間と継続的な執筆指導の努力が必要である.通信ソサイティでは,論文の書き方を広く深く会員に浸透させるために,2009年3月から大会に合わせて「論文の書き方講座」を開催してきた.今回も同様に継続して開催する.
3月22日 午後 BP-1 5G実現に向けた総合実証試験と今後への期待 【一般公開】 無線通信システム研究専門委員会/ネットワークシステム研究専門委員会/モバイルネットワークとアプリケーション研究専門委員会/スマート無線研究専門委員会/ネットワーク仮想化特別研究専門委員会
【概要】
2020年の商用化に向けて,世界中で5Gシステムに関する研究開発が行われている.とりわけ,わが国では5GMFなどの民間研究推進団体や総務省の電波資源拡大のための研究開発プロジェクトなどを通じて,大容量化,高速化,低遅延化,低消費電力化を目指し,5Gシステム実現に向けた研究開発が行われている.本パネルセッションでは,5Gの新たな活用や新サービス及びアプリケーションの実現に向けた総合実証試験について,具体的な試験内容及び結果をご紹介いただくとともに,聴講者の皆様と5Gサービス実現における課題や,サービス・アプリケーション・ネットワーク・無線アクセス技術の発展について議論する.
3月22日 午後 BP-3 モバイルネットワークとアプリケーションのこれから -MoNA研専20周年記念企画- モバイルネットワークとアプリケーション研究専門委員会
【概要】
音声通話やリアルタイム動画配信など、モバイルネットワークの発展は様々なアプリケーションを実現してきたが、第五世代移動通信(5G)など次世代モバイルネットワークによりモバイルアプリケーションは今後どのように進化・発展していくのか?本セッションではモバイルマルチメディア通信技術およびモバイルアプリケーションサービスシステムの研究開発において最前線で活躍する方々をパネリストとしてお招きし、これまでの研究開発動向から、これからの技術トレンド、将来のヴィジョンを熱く議論いたします。なお、本企画はMoNA研究専門委員会の前身MoMuC研究専門委員会設立から数えて20周年を記念した企画です。
3月22日 午後 HBI-1 ソーシャル・ビッグデータ利活用・基盤と知的環境 【一般公開】 知的環境とセンサネットワーク研究専門委員会/ヒューマンプローブ特別研究専門委員会
【概要】
そこに住んだり滞在したりするだけで、自治体や企業等様々なステークホルダの生産する高付加価値情報の力が、その人の生活の質(QoL)を向上させてくれる街や都市を、オープン・スマートシティという。従来のスマートシティで目指されている都市エネルギーや交通渋滞の解消といったシティオフィスの視点からの都市リソースの最適化機能だけでなく、実空間情報を含むオープンデータの利活用を進めることによって、住民の視点からも、住民のQoLの向上に資するサービスや災害時の安心・安全の保障のためのサービスといった付加価値の高いサービスを容易に実現可能となるソーシャル・ビッグデータ利活用基盤が重要となってきている。そこで本セッションでは、ビッグデータ収集、流通、解析、応用の各技術に関する最新の研究成果と実証結果を示し、知的環境構築の観点からこれら技術の最新動向と今後の利活用について論じます。
3月22日 午後 BI-2 環境電磁工学の基盤技術と未来へのメッセージ 【一般公開】 環境電磁工学研究専門委員会
【概要】
環境電磁工学(EMCJ)研究会は、発足以来40周年を迎えました。情報ネットワークと高機能システムが支えるスマート社会の実現と拡大の時代を迎え、未来を支える若者・学生や若手研究者・エンジニアの活力と推進力、基盤技術に支えられた独創的・先進的な技術開発能力が求められています。
本セッションでは、これまでの環境電磁工学の基盤構築を支えてこられた講師陣に、現在を踏まえて将来を支えるEMC技術の根本を解説いただくとともに、若手によるパネルディスカッションを行います。
3月22日 午後 BI-3 ペタビット級大容量伝送に向けた光通信技術 光通信システム研究専門委員会/光通信インフラの飛躍的な高度化に関する特別研究専門委員会
【概要】
IoTやAIなどの近年急速に注目を浴びているアプリケーションは大容量かつ安定した通信インフラを前提としており、基幹伝送を支える光ファイバ通信に対してもこれまで以上の大容量化が求められているため、従来のテラビット級を超えるペタビット級伝送システムが報告され始めている。本セッションでは、最先端のペタビット級大容量伝送を実現する光ファイバ伝送システムを俯瞰すると共に、システムを支える空間多重、変復調/符号化、非線形補償などの技術について依頼シンポジウム講演を行う。最新技術動向を議論することで、光ファイバ通信の更なる発展に寄与することを期待する。
3月22日 午後 BI-9 広がりを見せる無線電力伝送 産業界と学術界から見た期待と課題 【一般公開】 無線電力伝送研究専門委員会
【概要】
無線電力伝送技術は、その基盤となる技術、およびその応用先は幅広い分野に及んでいる。本格的な実用化に向けて、産業界と学術界が協力して研究に取り組んでいく必要がある。本セッションでは、無線電力伝送技術の現状について産業界および学術界から依頼講演を行い、実用化へ向けた技術課題と将来展望について知見を深める。
3月22日 午後 CT-2 近未来の電子情報社会を支える次世代蓄電・発電デバイスの新展開 有機エレクトロニクス研究専門委員会
【概要】
本チュートリアルでは、近未来の電子情報社会を支える次世代蓄電・発電デバイス(電池、燃料電池、太陽電池等)に関する技術動向について、各分野の先端を開拓する研究者の方々からご紹介いただく。とりわけ、これらのキーデバイスの実用化に向けた種々の材料開発から高度評価・解析技術まで、電気化学分野の研究者は勿論、関連異分野の方々にもわかりやすく最新技術を解説する。
3月23日 午後 TK-5 情報セキュリティ人材育成 実行委員会
【概要】
インターネットをはじめとして情報技術は今や社会の基盤となってきている。一方でこうした情報技術を支える人材の育成は重要となってきている。
特に、サイバーセキュリティ分野においては、その知識を持った情報技術者を多く育成しなければならなく、喫緊の課題となってきている。
本プログラムでは、情報技術分野での人材育成において複数の分野・地域を越えて連携して人材育成を行ってきたenPiTについて現状を紹介すると共に、重要な人材育成分野であるセキュリティに関しての人材育成について学部・大学院から社会人教育までさまざまな方面で展開されている人材育成プログラムを紹介します。
また、これらさまざまな人材育成プログラムの担当者とともに、サイバーセキュリティ分野の人材育成の課題について整理し今後について議論を行います。
3月23日 午後 AI-1 メディカル応用に向けた回路とシステム 回路とシステム研究専門委員会
【概要】
近年、電子デバイスや信号処理回路およびそのシステムはメディカル分野にも多く応用されています。第一線で活躍されている講演者の皆様に、具体的応用例や今後の展望についてご紹介頂きます。
3月23日 午後 ADI-1 AIの社会応用におけるセキュリティ・プライバシ 情報セキュリティ研究専門委員会/情報論的学習理論と機械学習研究専門委員会
【概要】
近年,ゲノム解析などの医療応用やレコメンデーションを行うマーケティングなど,様々な分野でAI (Artificial Intelligence) が使われるようになった.一方で,AIに関連する情報セキュリティ・プライバシの課題が指摘されており,情報セキュリティ・プライバシに関する様々な研究・開発が注目を集め,急速に進められている.本シンポジウムでは,新規研究分野の開拓を目的として,情報セキュリティ・プライバシに必要なAI,あるいはAIに必要な情報セキュリティ・プライバシについて,各分野の専門家から最新の技術動向を解説いただく.
3月23日 午後 AI-2 IoT を支える電子情報通信技術 【一般公開】 VLSI設計技術研究専門委員会
【概要】
IoTを支える様々な電子情報通信技術について、企業と大学で行われている最先端研究の紹介を通じて議論するシンポジウム企画です。
具体的には、IoTを支えるクラウドサーバー、メモリ技術、センサー技術、エッジコンピューティングなどについて、専門家に講演していただく予定です。
この企画を通じて、聴講者の皆様に、IoT 関連の技術動向を把握してもらい、関連研究を始めるきっかけやヒントをつかんでもらえればと思っております。
3月23日 午後 BP-2 情報指向ネットワーク技術:産業界への活用に向けて 情報指向ネットワーク技術特別研究専門委員会
【概要】
近年、情報のコンテンツ名を用いてネットワーク内で効率的な情報流通を実現する「情報指向ネットワーキング技術(ICN: Information-Centric Networking)」が注目されており、その実現方法に関する議論が進められています。一方、ICNが産業界で使われるようになるには、既存技術に対する技術的優位性の明確化だけでなく、セキュアでありかつアカウンティング可能なサービスモデルの提示、既存情報インフラとの融合など、ビジネス展開に向けた課題を克服することが必要です。また、NFV/SDN、エッジコンピューティングなどとの関係性を考慮することで社会展開が加速する可能性もあります。そこで、本セッションでは、ICNの産業界での活用に向けた課題の洗い出しを通じて、今後必要となるICN技術やその実現方法を議論することを目的とします。
3月23日 午後 BT-3 ブロックチェーン技術の普及とその技術課題について 【一般公開】 情報通信マネジメント研究専門委員会
【概要】
 Fintech分野においてBitcoinに代表されるブロックチェーン技術が拡がりをみせるなか、耐改竄性、共有台帳化を特徴とするブロックチェーン技術がスマートコントラクトとして、金融以外の流通、公共、医療など様々な分野に適用されようとしている。
 しかし、その普及のためには、分散型システムであるがゆえに複雑となるオペレーション、本技術のために新たに必要となるセキュリティ、スケーラビリティなど、いくつかの技術課題を解決していく必要がある。
 本講演では、プライベートブロックチェーン、パブリックブロックチェーン双方における諸課題、そして、本技術が目指す将来像について、開発、実証実験などに携わる方々にご講演いただき、適用領域拡大のための課題解決として取り組むべき方向を議論する。
3月23日 午後 BI-5 トランスポートネットワーク機器のオープン化が与えるインパクトとリスク フォトニックネットワーク研究専門委員会
【概要】
近年、トランスポートネットワーク機器にもオープン化の波が押し寄せつつあります。
ネットワーク機器のハードウェアとソフトウェアの機能を分離する“ディスアグリゲーション化”をきっかけにして、トランスポンダ、光アンプ、ROADM等もクローズドプラットフォームからオープンプラットフォームへと移行する兆しを見せつつあります。
そこで、本セッションでは関連技術の有識者をお招きして現状と将来についてご講演を頂き、下記について議論をします。
・“ディスアグリゲーションシステム”や“ホワイトボックス”等のオープンシステムによるネットワーク構築の時代が本当に来るのか?
・トランスポートネットワーク機器のオープン化の潮流がどのような利益をもたらすのか?
・オープン化によって得られると言われているコスト削減の半面で、機器の性能や運用性および新規技術に対する投資が犠牲にならないのか?
3月23日 午後 CK-2 Thailand-Japan Microwave (TJMW) 2017/Vietnam-Japan Microwave (VJMW) 2017優秀発表賞特別セッション マイクロ波研究専門委員会
【概要】
マイクロ波研究会では、タイおよびベトナムをアジアのマイクロ波関連研究者・会員の開拓および技術協力拠点の一つと位置づけ、2009年よりThailand-Japan Microwave (TJMW)を、2015年よりVietnam-Japan Microwave (VJMW)を開催している。研究会方式で開催しており、ポスターセッションも設けて両国の学生や若手研究者がより参加しやすい形態としている。本年度、TJMWはバンコクのKing Mongkut's University of Technology Thonburi (KMUTT).で6月14日〜16日に、VJMWはハノイのHanoi University of Science and Technologyで開催した。優秀な発表を行った学生に対し、今後の更なる活動奨励のため2018年総合大会において講演の場を提供する依頼シンポジウムを企画する。